日本酒の基礎知識

日本酒の種類、知ってますか?純米酒、特別純米酒とは?

2018年05月20日

日本酒の種類、知ってますか?純米酒、特別純米酒とは?

ひとえに日本酒といっても、その種類は様々です。皆似ているようで違いがあるのですが、意外と日本酒の種類を詳しく知っている人は多くありません。
皆さんは純米酒という言葉を聞いたことがあるでしょうか。お酒を嗜む人なら聞きなれているとは思いますが、純米酒とは一体なんなのか、詳細に説明できるという人は少ないと思います。
そこで今回は、純米酒とは何なのか、その実態について紹介していきます!
当サイトでは、日本酒の吟醸酒・大吟醸酒がどういうお酒なのかについても紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください!

日本酒は造られる工程の中で味の調整のためにアルコールが添加される場合がある

日本酒には、製造過程で醸造アルコールが添加される場合があります。
この醸造アルコールというのは、食べ物に使用されるアルコールのことです。
サトウキビや米に酵母を加えて発酵させ、アルコールを抽出してつくられています。
なぜ醸造アルコールを使用するのかというと、いくつかの理由があります。

防腐

一つ目は保存です。昔は衛生管理等が現在と比べると発達しておらず、製造したお酒にカビなどが発生してしまう恐れがありました。
それを防ぐために醸造アルコールを加えて劣化しにくくしているのです。つまり醸造アルコールには防腐作用があるのです。

香り

二つ目は香りです。
日本酒は種類によって独特な香りを持っています。香りは味を際立たせる重要なものです。
香りの成分は水分よりもアルコールによく溶けると言われており、お酒に香りをつけて香りを楽しめるようにしてあります。

味わい

三つ目は味わいです。
醸造アルコールには糖分や酸などが出す雑味を抑える働きがあります。この雑味が苦手という人も多く、醸造アルコールを使用して雑味を抑え、軽やかな味わいをもたらしているのです。

アルコール添加されていないものが「純米酒」

上記のように醸造アルコールが添加されているお酒を「本醸造酒」といい、醸造アルコールが添加されていないお酒を「純米酒」といいます。
アルコールの添加はされていませんが、アルコールが0なわけではありません。もちろんノンアルコールの純米酒も存在します。
醸造アルコールを添加すると表現すると、食品添加物と同じものなのか?と勘違いする人もいますが、醸造アルコールは食品添加物とは違い、純粋なアルコールです。
醸造アルコールが添加されていない純米酒の方が品質が高いということではありません。
純米酒と本醸造酒のどちらが優れているかは一概にはいえません。飲む人の好みなどもありますし、どちらにも特徴があります。自分の舌で味わってみて、どちらの方が好みなのかを選んでみましょう。


引用:https://www.umenoya-honpo.com/index.php?dispatch=products.view&product_id=398

精米歩合が60%以下の純米酒は「特別純米酒」

純米酒の中でも、精米歩合が60%以下のものは特別純米酒と呼ばれています。
特別純米酒は、純米酒と比べるとスッキリとした味わいが特徴となっています。それに対し純米酒は濃厚な味わいが楽しめるので、飲み比べてみて下さい。
精米歩合とは、名前の通りお米を精米した割合のことです。
精米歩合60%というのは、お米100%のうち60%を使用してお酒を造っている、ということになります。一般的には精米歩合が低いほど高品質であると言われています。
精米歩合が高くなると味わいが深くなり、低くなるとスッキリとした味わいになります。


引用:http://www.urano-saketen.com/product/169

濃厚な味で、米の旨味が出ているのが特徴

純米酒の特徴としては、濃厚な味わいで米の旨みが存分に出ているという点です。
醸造アルコールを添加していないので、米の旨みのみを味わうことが出来ます。
米が持つ味わいと魅力を体験してみたいのなら、純米酒を飲むことをおすすめします。