日本酒の基礎知識

美味しい温度は酒によりそれぞれ!日本酒の飲む際の温度について

2018年05月30日

美味しい温度は酒によりそれぞれ!日本酒の飲む際の温度について

夏といえば、キンキンに冷えたビールが美味しい季節ですね。ビールは常温で飲む派の人もいるとは思いますが、それでも夏の冷えたビールは格別の美味しさがあります。
それと同じで日本酒は温度が重要となってきます。温度によってお酒の味わいも変わってくるんです。
そこで今回は、日本酒を飲む際の温度について紹介していきます!

日本酒をお燗で飲む際の温度

皆さんは日本酒を飲む際に、どのくらいの温度で飲んでいますか?
普段は冷蔵庫に入れているから冷えた状態で飲んでいるという人もいれば、常温で保存しているから飲む温度も常温だという人もいるでしょう。
あるいは、日本酒の温度なんて大して気にしたことなかった、という人が多いのではないでしょうか。

日本酒は温度によって呼び方が異なってきます。
たとえば50度前後の日本酒は熱燗と呼ばれていたり、40度前後の日本酒はぬる燗と呼ばれています。居酒屋などでこれらの呼び方を聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
温度が違うことで何が変わるのかというと、アルコールや味わいが変わってきます。温度が高いとアルコールが揮発していきますし、酸味よりも甘みの方が強くなってきます。温度が低いと、甘みよりも酸味の方が感じやすいと言われています。
缶チューハイやビールなどは冷やした方が美味しいというイメージがあるので、お酒は冷やすものと思っている人もいるかもしれませんが、冷やし過ぎると香りが立たなくなってしまいます。お酒は香りも楽しめるものなので、冷やし過ぎにも注意が必要ですね。


引用:http://osake-style.com/hpgen/HPB/entries/33.html

「冷や」と「冷酒」の違い

皆さんは冷やと冷酒という言葉を聞いたことがあるでしょうか。この二つは名前が似ていますが、実は異なるものなのです。
冷やとは冷えたお酒ではなく常温のお酒のことで、冷酒は冷えたお酒のことを指します。
なぜ常温のお酒を冷やと呼ぶのかというと、昔は冷蔵庫がなくお酒は常温で飲むか熱い状態で飲むかしかありませんでした。
熱いお酒に対して常温のお酒は冷えているといっていいので、常温のお酒を冷えと表現していたようです。
これを知らないと、冷えたお酒が飲みたくて冷えを注文してしまうことがあります。冷えたお酒が飲みたいのならば冷酒となりますので、注意しましょう。

純米酒・吟醸酒など種類によって美味しい温度も変わる

温度によってお酒の味や香りは変わってきますが、お酒ごとに適した温度は違ってきます。
たとえば純米酒は常温が適しており、吟醸酒は冷えた状態が適しています。
熱くしすぎるとどんなお酒でも味わいが崩れてきてしまい、お酒の持つ魅力が薄れてしまいます。

かといって冷やし過ぎると香りが立たなくなるので、いい具合の温度が重要になってくるのです。
お酒として楽しむならば、10度から40度くらいの間にとどめておきましょう。
それ以上熱くしたり冷たくするとお酒を味わっている意味がなくなってしまうといってもいいので、あまりおすすめはしません。